SMRB工法とは

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徹底した現地調査を行い、最適な施工をご提案。あらゆる基材に使用できる「カビメルト」で、カビを除去。

防カビコーティングで長期間カビの発生を抑え、快適空間をご提案するトータルソリューション。それがSMRB工法です。

真菌(カビ)とは

カビは主に菌糸、胞子形成器官および胞子からなりたっています。菌糸は栄養分や水分を補給しながら生えていき、物の表面・空気中や液体、さらには物の内部にも伸びていきます。

カビは、大きく拡がる・色を保つ・粉状か綿状となり、物の表面で生えるという特徴を持ちます。カビは、空気中では単に浮遊しているだけで、物の上に落ちた場合、そこに発育に適した条件であると生えはじめます。生えた後のカビは、どのような環境にも適応できる強靭な姿になりやすく、抑えることが難しくなります。

  • カビの胞子を吸い込むことによる健康被害が懸念されています!
    胞子を大量に吸い込むことにより、人体に悪影響を及ぼすことがわかっています。深在性真菌(アスペルギルス症・カンジタ症・クリプトコックス症) 表在性真菌(皮膚糸状菌症・白癬・水虫・タムシなど)※下記カビの健康被害の表参照
  • 原材料に付着しているカビが、原材料の養分や水分をもとに保管庫内で増殖してしまうことがあります
    食品工場では、原材料を保管するための場所があります。 保管庫の湿度や温度によっては、どれか1個にカビが付着していたため、他の食材にまでカビが繁殖する危険があるので注意が必要です。

カビは、高等微生物と呼ばれています!

真菌(カビ)の細胞は、動植物と同じ真核を持ち、強固な外壁膜と、外壁膜に覆われて各部位を保有し、その中に強固な壁に守られた核を持っています。この核の中に遺伝子を持ち、高等菌類に大別されます。
その為、研究者の中には、真菌(カビ)のことを『高等微生物』と呼ぶ人も多いのです。

実は、真菌(カビ)は、ヒトと同じ真核微生物の仲間なのです。

真菌を分解させる薬剤はヒトの細胞にも有害なことが多く、よく効く抗真菌剤が少ないのはこのためです。

カビの健康被害
夏型過敏性肺炎

アレルギーが原因で発症する肺炎のひとつを「過敏性肺炎」といい、特に夏に見られるのが「夏型過敏性肺炎」です。症状は咳、発熱、倦怠感などで、診察を受けても風邪と間違われやすいことが難点。エアコン内部で増殖したカビが原因になることも多いので、注意しましょう。

気管支肺アスペルギルス症

アスペルギルスというカビが体内に入って肺で増殖し、呼吸を妨げるのが「気管支肺アスペルギルス症」です。免疫力が低下していたり、アスペルギルスにアレルギーがあったりすると発症しやすく、咳や痰、息切れ、微熱といった喘息と同じような症状が出ます。

アレルギー性鼻炎

鼻の粘膜に異物がつくと、それを排除するために、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が出ます。花粉症が広く知られていますが、カビも同様です。喘息・アトピー性皮膚炎など原因にもなる。

水虫などの感染症

水虫は、おもに足の指に白癬菌(はくせんきん)というカビが取りつき、強烈なかゆみなどを引き起こす疾患です。足に多いのは、靴をはくと蒸れやすくなるため。爪に増殖した「爪水虫」は、難治性といわれています。

シックビル・シックハウス症候群

建材や家具に含まれる化学物質、建材や家具に発生したカビなど、ビルや住宅で見られる健康被害を総称して「シックビル症候群」または「シックハウス症候群」といいます。主な症状は、倦怠感や頭痛、めまいなどです。

SMRB工法 施工ステップ

徹底した現地調査を行い、最適な施工をご提案します。

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真菌の調査・特定を行います

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現地調査

現地にてカビ発生状況を確認します。

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真菌(カビ)採取

空中浮遊菌測定検査

100リットルの空気中にどのくらいの真菌が存在するのか確認するため、空気中の浮遊菌を培地に収集培養。落下菌測定に比べ確実な環境モニタリングが可能

ATPふき取り数値測定検査

ATP(アデノシリン三リン:生物の細胞に必ず存在する)、AMP(アデノシンーリン酸:ATPが分解されて生じる物質)を光に変えて数値化、清浄度の指標に活用

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培養・同定(カビの特定)

48~72時間培養し、同定可能状態を迎えたサンプルから同定を行います。

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改善の提案

付着真菌の培養同定を実施することで、カビの特性や侵入経路等を見極め、カビ発生・発育を防ぎ、環境の改善方法をご提案します。

効率の良い、カビ除去施工の時期は11月中旬から5月上旬 

6月~7月上旬にかけては深在性真菌(クラドスポリウム属)が胞子を飛ばします。10月~11中旬にかけて深在性真菌(リゾーブス属)が胞子を飛ばす時期となります。このことから、11月中旬~5月連休明けまでの施工をお勧めいたします。